こんにちは!
吹田・茨木・摂津の千里丘駅前のパーソナルトレーニングジムGOSINの浅田です。
この六月で当店も3周年を迎えることができました!!
お客様はじめ周りの方々に支えられ、今に至ります!
これからも多くのお客様を笑顔にできるように日々精進していきたいと思います!!
そして、自分自身の様々な目標に向けても一歩一歩進んでいきます!!
これからもパーソナルトレーニングジムGOSINをどうぞよろしくお願いします!!!
本日は三年たってやっと気づいたことがありましたので、それについて書きたいと思います!
今更ですが。
それは、多くのお客様が『体重』、『BMI』、『体脂肪』の数字を見ても多いのか少くないのかわかっていないということ。
もちろんちゃんと理解してる人もおられますし、体重に関しては重いか軽いかはなんとなく判断できると思います。
しかし、みなさん体重のことばかり気にして、体脂肪やBMIを把握してなかったり、どれくらいが肥満でどれくらいで痩せているのかよくわかってないこともありました!
体重に関しても、昔の自分と比べていることが多いので、それを基準に太ったとか言うわけです。
ボクもこの世界で働いてるから、どれくらいが肥満でどれくらいが痩せなのかは当たり前すぎて、お客様も普通に知っていることだと思い込んでいました!!でも違った!!
何事も思い込みは良くありませんし、自分基準もよくありませんね(^-^;
そこで今回は体重・BMI・体脂肪の基準値などのことを初心に戻り説明したいと思います。
1、体重という数字について
体重の基準値は後述のBMIで割り出すことができますので、ここでは数字的なことは飛ばします。
ただ、体重だけで太った、痩せたと判断するは危険です!
体重を構成するものには、
水分・脂肪・筋肉・内臓・骨・脳などがあるからです。
仮に筋肉量が増えたとすれば、自ずと体重は増加します。
この増加はプラスの要素です!
一方、内臓も平滑筋という筋繊維の一種ですので、内臓が落ちることもあります!(表現が合っているかは微妙ですが)
そしたら、体重は減少しますが、見た目は何も変わりません!
しかも不健康になります!
この減少はマイナスの要素です!
ですので、体重という数字だけの増減では良し悪しがわかりません!!
見た目を変えるためには、
脂肪を減らす!
さらに変えたければ、トレーニングで筋肉をつけたり、引き締めたりしてボディラインを変えることです。
そうすることで、昔より重たい体重でも引き締まって見えたりします!!
体脂肪の減少+筋肉の変化=ナイスバディ
になるわけです!
※数字に拘りすぎはよくありません。
見た目が変わることと健康でいることが大切です!
ただし、体脂肪が肥満レベルの人は標準範囲までは数字にこだわってもいいと思います!
細いのに体重の数字を気にする人は要注意です!
そういう人は体脂肪と筋肉量を気にしてください!
2、BMIについて
BMIとは、「肥満度指数」と言って、日本肥満学会が設定している指標の一つです。
計算式がこちら↓↓
BMI= 体重kg ÷ (身長m)2
BMIの数字が、
18.5~24.9が基準で、18.5を下回ると『ヤセ』、25以上だと『肥満』とされています。
平均は22となります。
ということは、BMIの標準のど真ん中の22の体重は以下の式になります↓↓
平均適正体重= (身長m)2 ×22
18.5以下の体重をキープするのは中々難しいし、しんどいと思います( ゚Д゚)
現代の世界のスーパーモデルたちもBMI18.5を下回るとクビになるようです!!
本当かどうかはあまり知りませんが……。
でも、確かにひと昔前は、モデル=ガリガリみたいな固定概念があり、それによって多くのモデルが拒食症や過食症になり命を失うケースもあったようなので、あながちウソでもないと思います!
ですので、18.5を切るのは止めておいた方が無難です!
(女性のコンテスト選手は普通に18.5を切ってきたりしますが(^_^;))
ただ、個人的なイメージですが、ど真ん中の平均のBMI22というのは女性では、ややポッチャリに見えることが多いです!(筋トレとかしてない女性に)
多くの女性のお客様を見てきた中で、BMI20あたりが比較的スラっと見えることが多い気がします!
ただ、BMIにも弱点があります!!
それは筋肉量が増えれば増えるほど、全く意味のない数字になると言うことです!
だって、筋肉量が増えるともちろん体重も増えます。
そしたらBMIも増えちゃいます。
筋肉量の増加でBMI25以上になった場合は肥満ではありません!!
ただのマッチョです!!
だから一概にBMIだけを完全な指標にするのも危険です!!
ある程度、トレーニングして筋肥大を狙っている男性はBMIなんかまったく気にしなくいいと思います!
一般的な女性なら多少の目安にはなるかなとは思います!
ここでも数字にとらわれすぎないように注意は必要ですが、トレーニングもしていないのにBMI25を超えている女性はBMIのことも気にしたらいいかと思います!!
ちなみにボクの現在のデータで計算しました!
(今は増量期といって体重を増やす時期です。)
体重kg ÷ (身長m)2=BMI
ですので、
76㎏÷(1.68×1.68)=約26.9
となります!
BMI=26.9です!!
数字上はめっちゃ肥満!笑
でも体脂肪率は14%ほどなので、そこまで肥満ではないと思います!
筋肉量が一般の人よりかはあるのでこのようなBMIになります。
なのでトレーニングして筋肥大を狙っている男性には、BMIは意味ないですね!!
そして、ここでの次の疑問は『体脂肪率はどのくらいが平均なのか?』といったところでしょうか!
では、次に体脂肪率についてです。
3、体脂肪率について
体脂肪率の標準は、男性で14~20%(17%)、女性で21~29%(25%)となります!
ですので、ボクの14%は一応標準範囲内となりますので、BMIの26.9は気にしなくいいでしょう!!
当店は女性のお客様が多いので、女性のお客様の話を中心にすると、
当店に初めて来られた時の体脂肪率が30%を超えている人がほとんどです !!
まぁそりゃ皆さん太っていて痩せたいから、うちに来て下さるので当たり前といえば当たり前なのですが……。
とりあえず体脂肪率30%越えは普通に肥満です!
35%を超えてくると中々の猛者です!!
40%を超えてくると鬼レベル!!
45%を超えてくると神の領域!!
という感じです。
もちろん何かの病気でそうなっている人は仕方ないのですが、そうでない場合は日々の堕落の結果!!
今のカラダは今までの生活の集大成!!
あなたが作り上げてきた作品そのもの!!
と、辛口コメントをしてるとまだまだ悪口が止まらなさそうなので、ここらへんにしときます!笑
ちなみに女性で20%を切ってくると中には生理が止まってしまう方もいらっしゃるので、これまた要注意です!!
中には『生理なんかしんどいからいらない』と若い人でも言う人がいますが、
生理が止まると、女性ホルモンのエストロゲンの分泌が減少し、骨粗鬆症になりやすくなります!!
若くても!!
骨粗鬆症は骨折しやすくなったりするので、大変です( ゚Д゚)
エストロゲンには、骨の形成(新しい骨を作ること)を促し、骨吸収(骨を壊すこと)を抑える働きがあります!
ですので、エストロゲンが出ないと、新しい骨は作られないし、骨を壊す行為を止められないわけです!
だから、60歳以降の閉経した女性は当たり前のように骨粗鬆症になりやすいのはこのためです!
ですので、生理を止めるというのはリスクを伴いますので、過度な体脂肪減少も止めておきましょう!!
元々の体質的に体脂肪率が低い人は生理があるままの人が多いですが、急激に体脂肪率を落とした人は止まることが多いです!
なので、焦らずにゆっくりと脂肪を燃やしましょう!!
また、体脂肪率が体重・BMIよりかは一番の目安になるとは思うのですが、体脂肪は体脂肪で弱点があります!!
それは、体脂肪率は測る体組成計の信頼度が怪しいということです!!
体組成計は隅から隅まで脂肪と判断しているわけではないです。
脂肪は電気をほとんど通さないので、電気を流して電気抵抗を測定してだいたいの体脂肪率を推定しています。
だから、乗る体組成計によって数字はバラバラです(^-^;
ですので、これまた数字に固執しすぎるのではなく、お腹のお肉をつまんだ感じを覚えておいたり、ウエストを測ったりすることが大切かと思います!!
4、苦労しそうなタイプ
最後に、当店に来られて個人的に一番大変だなと思うタイプの人を挙げます!
あくまでも個人的にですが……。
それは、
BMIがすでに20前後(体重は軽めということ)なのにも関わらず、体脂肪率が30%前後の女性!!
体重軽いのに体脂肪率が高いみたいなタイプです!!
このタイプは筋肉量がかなり少なく、服を着ていたら細く見えるのですが、全体的にプニプニしていたりお腹周りだけ脂肪がついていたりします!
体重的に落とすのが厳しいため、筋肉量の増加と脂肪の減少を狙わなければいけないので中々時間がかかることが多いです!!
一旦、筋肉量を増やす行為だけに集中した方がいい場合もあります!
でも、このタイプに限って食事はあまり食べれなくて、お菓子、ジュース、お酒、果物などはしっかり摂られている方が多いので、筋肉量を増やすのも中々大変です!!
このタイプはまずはしっかりと栄養あるものを食べて、しっかりとトレーニングすることからですね!!
体重・BMI・体脂肪の数字は一つの目安にはなりますので、記録はつけた方がいいとは思います!!
でも、これらを減らすためだけにすべてを捧げるのではなく、
健康で、美しく、心豊かな人生を送ることが大切かと思います!!
皆さまも体重・BMI・体脂肪の数字と上手に付き合って、楽しいダイエットライフを送ってくださいね(^^♪
それではまた!!